まず最初に前回体調不良のブログを書いて皆様にご心配をおかけしました事をお詫び申し上げます。又暖かいお言葉に感謝いたします。
お陰様で良くなりました。ありがとうございます。
高嶋哲夫さんの「落葉」を読みました。
主人公は…以下の4人だと…勝手に思った私です(*´σー`)エヘヘ
パーキンソン病患者の内藤真輔60歳(元空手家八段)
葉山理沙18歳ユーチューバーで高校を卒業して推薦で大学進学が決まっている
倉持剛志22歳中学2年から学校に行っていない…高校は通信卒三浪目のゲーム好きの引きこもり君
長谷川優司46歳工事現場の道路警備員
パーキンソン病患者の内藤…
原宿でいつもの症状から路上で立ち往生している内藤が、背後の人の衝撃で倒れる…
地面に転がっている内藤を助け起こした3人
取り合えず内藤を休ませるために入ったコーヒーショップ
外ってもおけず結局は家まで送り届ける3人
自宅には〈死ぬまで自分でトイレへ行く〉の貼り紙
助けてもらったにも関わらず素直になれない内藤
そこへ訪ねてきた介護士の女性陽子からの言葉で、内藤のパーキンソン病を知る3人
お互いの連絡先を交換し合う3人…
翌日、何となく訪れたコーヒーショップの前で顔を合わせる3人
ふと見ると内藤の姿も!!そこから物語が始まります。
パーキンソン病の進行を抑える為のダンス製作
それぞれの特技を生かしてダンス製作を進める3人+1人
ダンス製作を葛藤しながら…それぞれの力を生かし切り拓く4人+友人知人
助けていると思っていた3人が内藤に助けられていたことに気づく
ダンス製作から、それぞれの特技が自信の源へと成長して行った4人…と長谷川の息子篤夫
その他友人知人仲間達の無料の協力で、ダンスのワールドフェスタまで成し遂げた!!
チョットほっこりする感動の物語です。
何故この本を読んだかと云うと…昔から高嶋哲夫さんのファンです!!
ともう一つ…母がパーキンソン病だったからです(13年前に83歳で亡くなりました)。
ただ…本を読むまではパーキンソン病がそんなに恐ろしい病気だとは知りませんでした。難病だとは知ってました。
母の場合は発症は50代後半だったと思いますが、手と体が(上半身)が震えるだけでしたし、そんなに進行もありませんでした。
ペンギン歩きもしてませんでした。
近所に住む方がペンギン歩きをしてました。身内の方からパーキンソン病だと聞きました。
ある時に知合いから「あそこの病院が良い。」と教えられ、処方された薬をのんだら震えが治まったんです。薬はズ~ッと続けていたんですが。
治まった時は「体も楽になった!!」とすごく喜んでいたのを覚えています。
それからも元気で…体は弱ってたけど父の手助けで生活に支障はありませんでした。
旅行が好きで年に何回も友達が主催するツアーに父と参加してました。
79歳の時に「大腿骨を骨折し3週間の入院手術をする」と連絡がありました。
よく転んではいたんですね。
手術後病院へ行っても…元気で「経過も良く、直ぐ退院できる」と喜んでいました。
数日後に又病院へ行くと…具合が悪そうで寝たきり状態。
信じられない状態でした。
「何でこんな状態になったのか?」と聞いてもその時は教えてもらえませんでした。
後で聞いた話では、医師から状態が良かったので「薬止めてみるか?」
「止めて2~3日で最悪の状態になってしまった」と。
父は毎日母の付き添いに行ってました…3年後に亡くなるその日まで。
本では世界的なイベントプロデューサーでダンスのディレクターの川島慎吾が無料で協力しています。
仲間達からの疑問…「何故川島慎吾が無料で手助けしてくれるのか?」
その理由が、川島慎吾のお父さんがパーキンソン病だと云う事。
川島慎吾自身もパーキンソン病の発症を恐れているとの事でした。
その気持ちはよく分かります。確かに私もパーキンソン病の発症を恐れていますから。
でも…今は元気だから、健康であることに感謝して生きたいと思ってます。
読んで下さってありがとうございます