こんにちは!
柴田哲孝 著 ブレイクスルーを読みました。
笠原萌子が主人公です。
私が笠原萌子・父親笠原武大・公安刑事田臥健吾・その部下室井智の物語を読むのはこれで3作目です。
今回グミジャと云う北の工作員(殺し屋)と公安員の矢野アサルも主人公の一人かな…
二人とも前回に続き2回目の登場です。
ネタバレありです…
グミジャが淡路島の㈱ギャザー警備社長滝本晃兼の殺害依頼を受け、実行したところから始まりです。
白いバイクで淡路島から脱出しようとしても警察の検問がはられており、出られず…
一般道でも正体不明の連中に追われ命を狙われる。
危機一髪逃れたが…FMアワジが頻繁に「白いバイクの髪の長い女」の情報を求める!!
東京に本社を置く巨大人材派遣会社『㈱キマイラ』が…
淡路島に本社機能を二〇二四年迄に移すと。
その『キマイラ』から金沢大学の笠原萌子・南條康介・斎藤大輝の3人に令和4年度の就職案内と会社説明会の招待状が届いた。
3人は成績もトップクラスだが…『キマイラ』に対し反体制派の学生だった。
南條と斎藤の二人はバイクで淡路島に向かった。
4日で帰ってくるはずが…一ヶ月以上たった今も帰ってこず、音信不通となってしまった。
心配して居ても立っても居られない萌子は淡路島に白いバイクに乗って探しに来た。
途端に「白いバイクに乗った髪の長い女」として追いかけられる羽目になった萌子😢
ラジオからグミジャはもう一人の白いバイクの女が萌子と知り助けることに…
逃げきれず、あわやと云うところで…
ギャザー警備にはめられ隠れ潜んでた『イザナギ』と云う男に助けられた二人。
果たして萌子は南條君と斎藤君を見つけて生きて帰れるのか~~??
田臥とその部下室井と矢野アサルは元任侠道義会会長・現㈱ギャザー警備社長の滝本晃兼殺しにより淡路島に乗り込んだ。
娘や息子たちと連絡も取れず、田臥から不良親父と呼ばれる笠原武大と南條茲海も淡路島に乗り込んだが…
中国人の殺し屋も混じり…
地元警察の協力も得られず…不良親父達の協力を得て田臥・室井・アサルは学生たちを助け、犯人を見つけることが出来るのか~~??
凄いですよ…中国人の殺し屋も雇われて、身を守るには躊躇いもなく殺すしかない(/_;)
殺し・殺しの世界ですが…でもでも…面白く読めました(*´σー`)エヘヘ
読んで下さってありがとうございます。